野原グループ

「地球と共に生きる」をスローガンにわたしたちにできること

最終処分業

管理型最終処分業

管理型最終処分場では準好気性埋立により処分を行っています。

準好気性埋立とは、埋立地の底部にグリ石と有孔管からなる浸出集排水管を設け、浸出水をできるだけ速やかに埋立地から排除し、埋立廃棄物層に浸出水を滞水させないようにした構造です。

また、廃棄物の微生物分解に伴って発生した熱で埋立地内の温度が上昇した結果生じる温度差によって熱対流がおこり、空気が集排水管の雨水の流れとは逆方向に埋立地内部へ自然に流入される構造です。

これらのことにより、集水する段階でできる限り浸出水を浄化し、廃棄物を早期に安定化させることができます。

受入品目について

受入品目は16品目あり、主に燃え殻、鉱さい、ばいじん、廃プラ、アスベスト等の無機性の廃棄物を受け入れております。 そして、埋立完了後の廃棄物は写真データを使用し3D管理しており、2重構造からなる遮水シートは万が一の漏水の場合でも場所がすぐに特定できるように漏水検知システムにて常時監視しております。

また、廃棄物の飛散防止の為に受入直後の廃棄物や搬入路への散水を行っております。

埋立容量 687,000㎥
設立年月日 平成9年11月25日
受入品目 燃え殻(判定基準に適合しないものを除く。)、汚泥(有機性にあっては、熊本市明徳町上市迫1番外に設置された浸出排水処理施設から排出されたものに限り、自ら処分する為に処理したものに限る。また、判定基準に適合しないものを除く。)、廃油(タールピッチ類に限る。)、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、13号廃棄物、、自動車等破砕物(これらについて石綿含有産業廃棄物であるもを含み、特別管理産業廃棄物であるものを除く。紙くず、木くず及び繊維くずについては安定型産業廃棄物に付着したものに限る。)

水処理施設

水処理施設へ流れ込む浸出水は凝集沈殿処理、脱窒・硝化処理し、砂濾過、活性炭吸着の処理を経て殺菌処理後、近くを流れる河川へ放流しています。

調整漕貯水容量 5,000㎥
処理能力 400㎥/日

浸出水処理施設のしくみ